【ニュルンベルク近郊】美しすぎるバンベルクのクリスマスマーケット市内観光付きモデルプラン

ドイツの冬といえば、クリスマスマーケット。

数ある中でも、三大クリスマスマーケットの一つであるニュルンベルクに行きたい!という方は多いのではないでしょうか。

今回は、ニュルンベルクから約40分で行けるバンベルクという街のクリスマスマーケットについてご紹介していきます。

バンベルクの街並みは中世の世界そのままで、ドイツ国内で最も美しい街の一つとも言われているほどの美しさが魅力。

川の上に浮かんだような旧市庁舎や、名物の燻製ビールも見逃せません。

そして、クリスマスマーケットはメルヘンチックでとっても可愛く、あまり混んでいないためのんびりと楽しめるのが最高。

個人的にとってもおすすめのクリスマスマーケットです!

  • ニュルンベルクに行ったついでに、近場のクリスマスマーケットも行ってみたい!
  • ニュルンベルク近郊でおすすめのクリスマスマーケットを知りたい!
  • ドイツの穴場のクリスマスマーケットを知りたい!

そんな方にピッタリの記事となっています。

2023年のクリスマスマーケット情報+バンベルクおすすめの観光スポットを詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

2023年の開催は11月28日~12月23日まで。詳細は公式ホームページ(Weihnachtsmärkte in Bamberg und dem Bamberger Land)をご覧ください。

目次

バンベルクの超基本情報

バンベルク(Bamberg)は、バイエルン州にある人口7万人ほどの街。

ニュルンベルクからICE(ドイツの新幹線)で40分、ミュンヘンからは2時間ほどで着きます。

第二次世界大戦の被害を受けなかったため、中世そのままの美しい街並みが残っていて、1993年にはユネスコの世界遺産にも登録

「ドイツで最も美しい街」「フランケン地方(バンベルクのあるエリア)のローマ」とも言われているんだよ。

ここだけは絶対にいくべき!バンベルクの観光スポット

空中に浮かぶ!?不思議なデザインの旧市庁舎(Altes Rathaus)

旧市街の真ん中を通るレグニッツ川。

その川の真ん中に建てられた旧市庁舎がバンベルクのランドマークで、必見スポットなのです。

まず目に入ってくるのが、豪華なフレスコ画!

木組みのデザインとフレスコ画は、ドイツ国内でもなかなか見かけない組み合わせなんですよ。

よーく見ると、フレスコ画に描かれた天使の足がニョキっと立体的に飛び出している遊び心の効いたデザインも。

橋を渡って側面側にまわると、建物が空中に浮かんだような不思議な光景が待っています。

なんで橋の真ん中に市庁舎が建てられたんだろう?

それは、昔々は川を挟んで聖職者たちが住むエリアと一般市民が住むエリアとで分かれていたことが原因。

「街に市庁舎をつくろう!」となったときに、中立の立場となるように川の真ん中に人工島をつくり、そこに市庁舎を建てたというストーリーがあるんだそうですよ。

現在はヨーロッパでも随一のコレクション量を誇る、陶器のミュージアムとして使われています。

可愛いリトル・ヴェネツィア地区

旧市庁舎から目の鼻にある、小ヴェネツィア地区(Klein Venedig)

空中に浮かんだ木組みの家とは反対側の川沿いに、カラフルな家並みが並んでいます。

よく見ると、一つ一つの家の造りは全く違っているんだよ。中世の職人さんたちの芸術性に脱帽!

元は貧しい漁師の家々だったものが、今やバンベルク観光局イチオシエリアとなっているのも面白い背景です。

可愛いのですが本当に小さな一角なので、あえて時間を取る必要はなし。

旧市庁舎観光のついでに対岸から眺めてみるか、くらいの感覚でいいと思います。

名物の燻製ビールを老舗ブルワリーで

ビール好きなら絶対に試すべき、バンベルク名物・ラオホビール(Rauchbier)

燻製(スモーク)させた麦芽が使われていて、飲んだ瞬間本当にスモークの香りが口中に広がります。

以前は市内に60以上のラオホビール醸造所があったそうですが、現在残っているのはわずか8つ。ドイツ国内でも貴重なビールとなりつつあるんです。

中でも1番おすすめのブルワリーが、1405年創業のSchlenkerla(シュレンケルラ)

カラフルな家並みが並ぶ、旧市街でも特に可愛らしいエリアにあり、向かいがてらついでに街歩きも楽しめちゃいますよ。

入口に入るとさらにいくつもドアがありますが、食事もビールも頼みたい方は一番左側にあるドアから入ってみてくださいね。

レストラン兼ブルワリーとなっていて、シュニッツェルやソーセージなど美味しいドイツの伝統料理が楽しめます。

牛肉を柔らかく煮込んだ「グラーシュ」がとっても美味しかったよ!

まるでおとぎ話の世界。知られざるクリスマスマーケット

バンベルクのクリスマスマーケットのメイン会場は、新市街の中心地マキシミリアン広場(Maximiliansplatz)

街並みと溶け込む木組みのユニークな屋台が立ち並び光景は、まるでおとぎの世界のよう!

魔法にかけられたかのような雰囲気が素敵なのですが、SNSでも情報は少なく、広告は地元向けの紙フライヤーがメインという昔ながらのクリスマスマーケット。

知る人ぞ知る、ドイツの穴場クリスマスマーケットなのです。

メイン会場以外にも、街全体にクリスマス屋台が出没。地元の人たちが和やかに楽しむ姿が印象的です。

個人的にはグリューワインスタンドの可愛さに惹かれました。

飲食スペースの床はおがくずが敷かれ、木樽がテーブル。ツリーやデコレーションがとにかく可愛いくテンションが上がること間違いなし!

グリューワインのマグカップも、小さな街ながら何種類もあり。気にいったものをお土産にしてみてくださいね。

ヨーロッパの冬の代名詞、焼き栗も!

このおじいさんの屋台の栗がめちゃくちゃ美味しかったので、見かけたらぜひ!

日中も和やかでいいですが、夜はさらにメルヘンチックな世界感で素敵です。

有名なクリスマスマーケットだと特に夜は大混雑なんですが、バンベルクは夜もこの通りのんびりとした雰囲気。

バンベルクのクリスマスの風物詩が「キリスト降誕トレイル」。

大聖堂や美術館など市内で約40か所、400 個以上ものキリストの降誕シーンが設置されているんです。

木で作られたものから絵画風のものまで、それぞれ職人芸が光っているので見つけたら要チェックですよ。

バンベルクのクリスマスマーケットの所要時間は?

  • クリスマスマーケットだけなら、2時間もあれば十分楽しむことができます。
  • 市内観光も合わせてする場合でも、小さな街なので半日もあればOK。

バンベルク近郊のおすすめクリスマスマーケットはどこ?

  • ニュルンベルク(ICEで約40分)
  • ヴュルツブルク(REで約50分)
  • レーゲンスブルク(ICEとREを乗り継いで約1時間40分)
  • ミュンヘン(ICEで約1時間45分)
  • ローテンブルク(ICEとREを乗り継いで約2時間半)
限られた時間内で、できるだけ多くのクリスマスマーケットを見たい!という方は、ニュルンベルクを拠点にしよう。バンベルクなどの周辺都市を1日で2~3ヵ所巡ることもできるよ。

バンベルクへのアクセス方法

  • ニュルンベルクから:ICE(ドイツの新幹線)で約40分
  • ミュンヘンから:ICEで約1時間45分、バスで2時間半
  • フランクフルトから:ICEとREで約2時間半、バスで約3時間
  • ヴュルツブルクから:REで約50分

バンベルク行きの電車やバスの予約には、以下のサイトが便利です。

ちなみにバンベルク中央駅から旧市街へは1.5㎞離れていて、徒歩で20分ほどかかります。

景色を眺めながら歩くとあっという間につきますが、時間に余裕のない方はバスを使いましょう。

駅前のバス停から901、983、978、991番のバスに乗ろう。「Bamberg Schranne」駅が旧市街の最寄り駅だよ!

バンベルクへ格安に移動する1番の方法

ドイツ国内をはじめ、ヨーロッパ他都市からバンベルク旅行を検討している方で、電車の乗り換えが面倒!できるだけ楽に安く移動したい!という方におすすめなのが、Flixbusの利用。

ヨーロッパ各都市を運行する格安バス会社で、電車や飛行機よりも格安の場合が多いです。

ヨーロッパの路線図です。(写真をクリックすると公式サイトの路線図ページにとぶので、旅行計画の参考にしてみてくさい♪)

主要都市からマイナー都市まで網羅していて、欧州周遊を格安でしたい方にピッタリ。(直通バスが多いのも嬉しい)

ドイツ発祥の会社のため、特にドイツ国内は網羅しています。

例えばフランクフルト空港からバンベルク駅まで、私が見る限り1番安かったのが片道9ユーロ!(時期・時間帯によって異なります)

電車だと乗り換えありで200ユーロ以上する時もあるので、かなりお得です。(所要時間も3時間前後と変わりない)

個人的にめちゃくちゃおすすめの移動方法です♪

\ 早期申込がお得 /

ニュルンベルクから日帰りでバンベルクも楽しもう

ニュルンベルクで賑やかなクリスマスマーケットを楽しんだ後は、ぜひバンベルクまで足をのばしてみてはいかがでしょうか。

地元民が集う、可愛らしいクリスマスマーケット体験をしてみるのも特別な思い出となるはず。

みなさんのドイツのクリスマスマーケット訪問が、楽しいものとなりますように!

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