ヨーロッパの冬の風物詩といえばクリスマスマーケット!
ドイツやフランスが特に人気で、世界中の観光客が訪れることでも知られています。
人気なだけあってやっぱり本当に素敵…なのですが、混雑もすごい。
「大混雑を避けてのんびりクリスマス気分を味わいたい」「穴場のヨーロッパのクリスマスマーケットを知りたい」…そんな方に朗報です!
フランスやドイツ、はたまたスイスのクリスマスマーケットを1度に楽しめる場所がある場所があるんです。
それは「ルクセンブルク」!
今回は知られざる小国・ルクセンブルクのクリスマスマーケットを、本気でおすすめする6つの理由についてご紹介していきます。
たくさんのクリスマスマーケットが1度に楽しめる
国民1人当たりのGDPが世界3位の、超リッチな小国ルクセンブルク。
その首都も同じくルクセンブルク。(紛らわしいためか英語ではLuxemburg Cityの表記)
今回お話するのは、ここ首都ルクセンブルクでのクリスマスマーケット。
市内の3か所で開催されるクリスマーケットは、すべて徒歩で回れるのも大きな魅力!
どれも規模はそこまで大きくないので半日もあれば全体を満喫できますよ。
- Place d’Armes(アルム広場)
-
旧市街の中心にある、巨大クリスマスツリーが目印のマーケット。
食事系のスタンドが多い。ステージもありライブミュージックが楽しめる。
- Place Guillaume II (ギョームII世広場)
-
アルム広場のすぐ近くにあるマーケット。この期間だけの無料のスケートリンクが目玉
- Constitution Square(憲法広場)
-
城壁沿いにある1番の大型マーケット。たくさんの乗り物があり、ファミリーにも人気。フードやお土産スタンドも充実
すべて徒歩数分の距離なので、各マーケットを行ったり来たりも楽ちん。
子連れ旅には、大人はグリューワイン片手に子供たちがスケートやライドを楽しんでいる姿を眺める時間も幸せなひとときです。
大人だけの場合、ライブミュージックを聴きながら仲間たちとグルメを楽しんだり、お土産探しをしたり。
楽しみ方がいろいろあるのが、ルクセンブルクのクリスマスマーケットの魅力!
夜はライトアップもされ、The・ヨーロッパな幻想的なクリスマスマーケットの雰囲気もきちんと楽しめますよ。
混雑を避けてストレスフリー!
冒頭でもお伝えしましたが、クリスマスマーケット巡り目的のほとんどの観光客はドイツやフランスを訪れます。
その為有名なクリスマスマーケットは、毎年大混雑。
2022年にいたっては、コロナ後久しぶりの開催ともあり人でギュウギュウ詰め、前へ進むのも困難なほどでした。
その点、ルクセンブルクには平和な光景が広がっています。
近隣住民に人気のクリスマスマーケットのため、お土産スタンドが混むこともないし、食事やドリンクもほぼ待ち時間なしで注文可能。
のんびりとリラックスした雰囲気の中、ヨーロッパな雰囲気のクリスマスマーケットを楽しむことができる穴場なのです。
ドイツやフランスのクリスマスグッズだってゲット!
「でもせっかくならドイツやフランスのクリスマスグッズもほしい」
そんな方に朗報です!
ドイツの国境が近いため、ドイツのグッズ・フードは大充実!本場ドイツのクリスマスマーケットで売られているものと同じものが手に入ります。
ドイツの有名クリスマスマーケットでは、とにかく人混みがすごくお店のものをゆっくり吟味するのが難しいことも。
しかしここルクセンブルクでは、のんびり楽しみながらお土産探しができるのが嬉しいポイント。
子供たちも前方に大人がいて見えない…という場面もなく、お気に入りのお菓子を選ばせてあげることもできます。
お店の方ものんびりおおらかな接客をしてくれ、本当にいろいろな場面でストレスフリー。
フランスやスイスのスタンドもあるので、多国籍で美味しいフードも楽しめちゃいますよ。
他国を圧倒!クリスマス期間だけの乗り物
クリスマスマーケットといえばどこもキッズ用の乗り物が併設されていて、ファミリーみんなが楽しめるもの。
しかし多くの国ではミニ空中ブランコや観覧車など、どのフェスティバルでも同じものが使われていることが多いです。
しかしルクセンブルクのクリスマスマーケットは違うのです!
クリスマスをテーマにした乗り物が多くあり、子供たちにマジカルなクリスマス体験を提供してくれるんです。
こちらはアルム広場の、トナカイとサンタのライド。
サンタの声やクリスマスミュージックに合わせてトナカイが空を飛び、子供たちも大はしゃぎ!
こちらは憲法広場にある、クリスマスツリーのライド。
オーナメントに乗り込んで、クリスマスツリーのまわりをクルクルまわります。
夜はライトアップもされ、マジカル度もさらにアップ!
大人も童心に戻って楽しめること間違いなしですよ。
ホットワインのマグはコレクション必須の可愛さとバリエーション
クリスマスマーケットの定番ドリンクである「グリューワイン(フランス語ではヴァン・ショー)」。
スパイスの入った甘いホットワインが、可愛いマグカップで提供されます。
注文時にカップ代を上乗せして支払い、返却するとカップ代が返金されるのですが、気に入ったらもちろんそのまま持ち帰ってオッケー!
各クリスマスマーケットによってデザインが異なり、毎年そのデザインも変わるためクリスマスマグをコレクションする人も多いです。
自宅に帰ってからも、このマグでコーヒーを飲み旅気分を味わうのはいかがでしょうか。
お酒が飲めない方は、ホットチョコレートやプンシュ(スパイスの入ったホットフルーツジュース)もこのマグに入れて提供してくれるので店員さんに注文時伝えてみてくださいね。
美食の国のクリスマスマーケットは、グルメ天国
ルクセンブルクは、フランス・ドイツ・ベルギーのお隣さんなので、その影響を受けた料理をはじめいろいろな国のグルメが楽しめる美食の国という一面も。
ルクセンブルクならではの名物となると「Gromperekichelcher」というジャガイモを揚げたコロッケのようなスナックをぜひお試しください!塩気もちょうどよく、手が止まらぬ美味しさですよ。
サーモンの燻製サンドFlammlachsはドイツでよく見かけるクリスマスグルメ。パンにはさんで提供されます。
クリスマーケット内を歩いていると、そこかしこから美味しそうなにおいが漂ってきて幸せな気分になります。
美味しいごはんのあるところには、たくさんの笑顔が生まれ、ハッピームード全開に!
ルクセンブルクのクリスマスマーケットでは、穏やかでハッピーな気分になれるところも大好きな理由の一つです。
ルクセンブルクへ格安に移動する1番の方法
ヨーロッパ他都市からルクセンブルク旅行を検討している方で、電車の乗り換えが面倒!できるだけ楽に安く移動したい!という方におすすめなのが、Flixbusの利用。
ヨーロッパ各都市を運行する格安バス会社で、電車や飛行機よりも格安の場合が多いです。
ヨーロッパの路線図です。(写真をクリックすると公式サイトの路線図ページにとぶので、旅行計画の参考にしてみてくさい♪)
主要都市からマイナー都市まで網羅していて、欧州周遊を格安でしたい方にピッタリ。(直通バスが多いのも嬉しい)
例えばフランクフルト空港からルクセンブルクまで、私が見る限り1番安かったのが片道9ユーロ!(時期・時間帯によって異なります)
電車だと乗り換えありで200ユーロ以上する時もあるので、かなりお得です。(所要時間はなんと電車よりも早い)
個人的にめちゃくちゃおすすめの移動方法です♪
\ 早期申込がお得 /
2024年の開催日程
2024年の開催日程は、2024年11月22日~2025年1月1日まで。
ドイツやフランスのクリスマスマーケットはイブが最終日のところがほとんどですが、ルクセンブルクでは年明けまで開催されているので、クリスマス明けに訪ねてみてもいいですね。
みなさんのクリスマスマーケット巡りが、楽しいものになりますように!