「英語が話せないけど、海外旅行に行ってみたい」
「でも何かあったときや、楽しめるのか不安」…そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、英語なんて話せなくても海外旅行はめちゃくちゃ楽しめます!むしろ英語が話せないからこその特別な思い出ができてとてもおすすめ。
今回は英語力ゼロでヨーロッパ諸国をバックパッカー、グアムやシンガポールなどの英語圏、エジプトやベトナムなどの非英語圏を旅した当時の経験から、旅行前に私が知っておきたかった6つの秘訣をお伝えします。
- 英語に自信がないけど海外旅行に行ってみたい
- 英語力ゼロだけど、ツアー旅行じゃなくて個人旅行に行ってみたい
- 海外旅行前にできる準備や、知っておくべきことを予習しておきたい
そんな方にピッタリな記事となっています。
この記事を読んだ後、海外旅行へのハードルが少しでも下がれば嬉しいです!
どこ行く?行き先選びから旅ははじまっている
旅先選びから海外旅行の楽しみがはじまります。
結論から言うと、英語が話せないからと言って旅先候補を狭める必要はありません。
自分が1番行きたい国に行くべきです。
理由としては、
① 高い旅行費用を、2番手や3番手の行きたい場所へ使うのがもったいない
② 世界情勢が変わる可能性がある(=行きたい国に行けなくなる日が突然やってくるかもしれない)
③ 英語が話せなくても、そんなに困ることがない
①は、一生懸命働いて貯めたお金なんだから1番行きたいところに使うべき。
②は、近年のウクライナ情勢しかり。悲しいことにテロ攻撃や自然災害などで、遺跡が破壊されてしまった例もたくさんありますよね。
「あの時行っておけばよかった…」と後悔しないためにも、行けるうちに行きたいところに行くべきと強く思います。
「英語が話せなくても困らない」理由は後ほど説明していきますね。
そんな方におすすめなのは、
- 台湾
- グアム
- 韓国
この3つの国は、街中で日本語表記も多く日本語が話せる現地人や日本人も多いため、旅の難易度がとても低くおすすめ。
もちろん観光スポットや、おいしいごはんにも事欠きません。
結論をお伝えすると、こちらも問題なし!
そもそも英語圏ではないし、現地の人も英語が話せない人がたくさん。
人気の街や観光地にはいろいろな国の人がやってくるので、現地の人も英語や現地語が話せない人に慣れています。
でももちろん、旅立つ前に知っておかないと困る情報もありますよね。
次でお話していくことを準備すれば、英語が話せなくても現地で困る場面を極力なくすことができますよ。
下調べは入念に
旅先が決まったら、次は情報集めです。
まず重要なことは、
- その国へ旅行するのにビザは必要か?
- ホテル選び(所在するエリア、空港からホテルへの行き方、ホテルから観光地へのアクセス方法も重要)
- 現地の交通手段について(すべて徒歩で行けるのか?電車やバスの乗り方や乗り場、値段は?)
日本のパスポートは優秀なので、たいていの国で観光目的の3カ月以内の滞在の場合は不要のことが多いです。
ただ米国ではESTAという電子渡航認証の手続きを完了しなければいけなかったり(手続きは公式サイトで簡単にできます)、今後はヨーロッパでも2024年にETIAS(エティアス)という電子渡航認証の導入が予定されているので注意が必要です。
必ず航空券の予約をする前には、各国大使館のWEBサイトで確認をすることをおすすめします。
ホテル選びもとっても重要。
空港や観光スポットへのアクセス方法が、できるだけシンプルにいくところが理想的。
値段が少し高くなりますが、街の中心地のホテルだと移動も徒歩でできて時間と労力が節約できます。
値段を抑えたい方は、駅の近くのホテルにしたり中心地でもホステルを使えばかなり安く見つかるのでたくさんリサーチしてみてくださいね。
私はホテルに泊まる場合は楽天トラベル(アジア圏や北米メイン)や Trip.com(中華圏に強く、他サイトでは取り扱いのないホテルや格安料金が魅力)、エクスペディア(全世界対応していて、総合的に使いやすい)をよく利用しています。
日本語で予約が完了できるし、場所や値段の比較もシンプルにできておすすめですよ。
家族連れやグループの場合は、大定番のAirbnb。一軒家やアパートを借りれ、リビングやキッチンがあるのも嬉しいポイント。私も子連れ旅になってからは、利用率がめちゃくちゃあがっています。
農家やツリーハウスなど面白い物件もたくさんあって、サイトを見ているだけで旅のワクワク感が高まります。
現地の交通手段についても下調べはとても重要。
ヨーロッパ旅行をする場合は、念のためOmio【公式】ヨーロッパ格安乗車券検索のアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。
私は現地の鉄道会社のアプリで直接チケットを買うことが多いのですが、「直前すぎてチケットがない!」「アプリにエラーが出て申し込みができない!」というときに、Omioでは買えて助かったことが何度かあります。
事前に悪いレビューを見て不安でしたが、実際に利用してみたら全く問題なしでした。
トラムやバスのチケットの買い方や乗り方、場所情報も必須ですね。
他に調べておきたいことは、
- 入国審査手続きはどんな流れか?現地空港についての情報
- 現地情報(治安が悪いエリア、観光スポット、歴史など)
- 日本国大使館の場所や連絡先(緊急時用)
はじめての海外の場合は、入国審査や空港での動線など不安なことも多いかと思います。
でも今は、SNSやブログで細かいことまで解説してくれている方がたくさん。旅行前に心配なことはすべて解決できるんじゃないかなと思います。(できるだけ最新情報をアップしている人からの情報をチェックしてくださいね)
私が英語力ゼロで海外旅行をした20年前は、スマホもなくグーグルマップも翻訳アプリもなし。
旅行情報もそんなに出回っていなく、現地で冷や汗かいたことも多々ありました。
でも今は事前になんでも情報を集めることができるのが、強味。
下調べしすぎということはないので、行く前に疑問点・不安な点を解消しておくことが大事ですよ。
上で挙げた下調べの手間がはぶけるし、何かあったときのサポートも万全。
移動も食事もすべて含んでいるプランは1番楽だし安全ですが、せっかくならフリー時間が多くあるツアーを申込むのもおすすめ!
自分の力で観光地にたどり着いたり、美味しいレストランを見つけた時の喜び、現地の人とのふとしたコミュニケーション。そんな特別な自分だけのキラキラした思い出をぜひつくってみてくださいね。
【クラブツーリズム】が圧倒的におすすめ!添乗員付きから、フリー時間たっぷりのツアーまで選択肢がたくさんあるのが魅力。オプショナルツアーも充実しているから、ツアーだけど自分好みの旅を組み立てられて、ツアーと個人旅行のいいとこどりができちゃいますよ。
【KKday】がなかなかおすすめ。世界95ヵ国の交通パスやテーマパークのチケット、空港送迎サービスなどを日本語で予約・購入ができちゃうんです。
現地発の日本語のツアー商品もたくさんあって、個人旅行スタイルが好きな人にピッタリ!【KKday】海外現地アクティビティを日本語で楽々予約・簡単決済!
準備も念入りに!
準備するので重要なのは、
- インターネットをどう確保するか
- 盗難・スリ対策
- 海外旅行保険
現地空港に着き、入国審査も無事に通過しスーツケースも受け取った。
そうしたらまずはすぐにインターネット環境を整えましょう!
空港からの移動手段や、翻訳アプリなどにすぐアクセスできるのも大事だし、何かあったときに連絡手段があるのも安心。
現地でSIMカードを購入する方法もありますが、出発前にポケットWiFiレンタルか海外で使えるSIMカードをゲットしておくとスムーズですよ。
個人的にはポケットWIFIがシンプルでおすすめ。
個人的に何度も使っているグローバルWiFiは、自宅で申込んでおけば空港のカウンターで受取・返却が可能でおすすめ。空港でも申し込めますが、事前の申し込みが断然安くなりますよ。
日本人は警戒心があまりないので、簡単にターゲットにされると言われていますが、基本的なことを気を付けていれば大丈夫。
私も家族も一度も被害にあったことはありません。
盗難対策グッズとしては、衣服の下につけるマネーベルトや、首から下げるパスポートケースがおすすめ。
予備の現金やクレカ、パスポートを入れておくと安心ですよ。
あとは、クレカ会社の盗難時の連絡先や自分のカード番号のメモは財布とは別のところに入れておきましょう。
クレカを盗難されたり紛失の際、すぐに利用停止の申請ができます。
旅行時の突然の病気やケガも対策しておくべき。
お持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付帯していることも多いので、まずはカード会社へ確認してみてくださいね。
以下は、旅行代金(ツアー料金や航空券等)をクレカで支払うと海外旅行保険が追加でつくおすすめクレカ情報です。
イチオシはエポスカード! 旅行代金をエポスカードで支払うと海外旅行保険が付帯。入会するだけでもらえるポイントで、旅先でのカフェ代金をカバーできるのも嬉しい! 個人旅行の人も、ツアーに参加する人も、「旅先でしたいことリスト」の作成をおすすめします。 見たい観光スポットの羅列でもいいですし、「ホステルで世界各国の人と交流する!」「お気に入りのカフェを見つける」「あの名物を試す!」などなど、なんでも大丈夫。 目的をもって旅行をすると楽しみも増えますし、達成感もすごい。 帰ってきたときにこのリストを見るたびに、旅行の記憶が鮮明に思い出せるはず。 「英語ができないから海外旅行は不安」 「英語が苦手だから、話すのが恥ずかしい」 そんな苦手意識・恥ずかしさはぜひとも捨ててください! そもそも英語が母国語の人は4億人。世界の人口が80億人ですから、その割合はとても低いのです。 安心してください。なんだかんだと10年以上海外に住み、必要にかられ英語を学び直し気づいたことがあるんです。 「みんな結構適当な英語しゃべってる…!」 それぞれの国のアクセントもあるし、文法も結構めちゃくちゃ。でも彼らは意思疎通に問題がないんです。 それは自信をもって大きな声で話しているから。 私も海外移住当初を思い出すと、お店で注文しても、会話をしても「え?何?」と聞き返されることばかりで、へこんでいました。 でも海外生活も長くなるにつれ、英語が伝わる法則が見えたんです。 それは… シンプルですがこれだけ気を付けると、単語だけの英語でもしっかり伝わるんです。 英語圏を旅する時の参考にしてみてくださいね。 また、英語圏以外の国ではそもそも現地の人はその国の言葉を話した方が喜びます。 日本でも外国人の方が一生懸命カタコトの日本語で話しているのを見かけると、なんだか嬉しくなりますよね。 簡単なあいさつや、注文方法など現地語のフレーズをぜひ覚えて行って使ってみてくださいね。 おすすめはDuolingoという語学学習アプリ。 また英語や現地の言葉が話せないからこそ、世界にはいい人がたくさんいることを体感できる機会でもあります。 私がはじめてドイツにワーホリに行ったとき、ドイツ語も英語もわからず困った場面があると、毎回誰か優しい人が手を差し伸べてくれました。中には今でも文通をしているおばあちゃんもいます。 東欧をバックパッカーしているときに、ハンガリーの田舎の駅で気絶したことがありました。 でも現地のたくさんの人が集まってくれて、救急車を呼んで、治療を受けられるように助けてくれ命拾いしたこともあります。 こういう体験を通して、言葉が通じなくても人はコミュニケーションが取れるし、世界には優しい人がたくさんいるんだと実感できました。 ぜひ弱点意識を捨て去り、勇気を出して海外に飛び出していってみてくださいね。 まだ見ぬ素晴らしい体験・出会いが待っているはずです! とは言っても、知っておいたら便利な英語フレーズがあるのは確か。 観光で英語を使う場面はとても限られているので、必要なフレーズの丸暗記もおすすめ。 例えば入国審査では、 が定番の質問内容。 レストランやカフェで注文する場面や、タクシーで行き先を伝える場面など、想定する場面を想像して練習してみるのもいいですよ。 Duolingoなどのアプリで自分のペースで練習するのもいいですし、オンライン英会話教室の無料トライアルをしているところも多くあるので、受講してみて英会話に慣れるというのもあり。 ↓おすすめの無料体験レッスン2つはこちら旅先で絶対にしたいことリストをつくる
「英語ができない=弱点」というマインドセットを捨て去る
絶対に必要な英単語は丸暗記する
→回答:One week.(1週間です)
でも、なんだかんだでスマホに翻訳アプリさえあればなんとかなるのも事実。
海外旅行で英語が話せたら便利。でも話せなくても大丈夫!と自信をもってお伝え出来ます。
英語が話せなくても、どんどん海外へ飛び出そう!
海外旅行をしていると、確かに英語ができたほうが便利な場面も多くあるのは事実。
そんな体験をするうちに、自然と「英語を勉強したい!」といつかモチベーションが上がってくるときがやって来ます。
英語ができなくても100%海外旅行は楽しめるので、今は安心してどんどん海外へ飛び出していきましょう!
みなさんの海外旅行が、楽しい体験となることを願っています。