【アルザス観光】リボーヴィレで“可愛い”を探す旅プラン

アルザスの美しい古都・リボーヴィレ(Ribeauvillé)。

ディズニー映画「美女と野獣」のインスピレーションとなった街としても知られ、パステルカラーの木組みの家が連なる街並みは、まるで絵本の世界のような可愛らしさと人気を集めています。

また、アルザス地方の街々の中でも「素朴なローカル感が残りつつも、観光も楽める」、個人的にもイチオシの街です。

この記事では、リボーヴィレの可愛い観光スポットやおすすめカフェ、クリスマスマーケット、年間イベント情報などをご紹介。定番観光スポットだけじゃない情報をお探しの方や、ヨーロッパの可愛い街並みが好きな方にピッタリな内容となっています。

目次

“可愛い”が溢れる!リボーヴィレ(Ribeauvillé)とは

パステルカラーの可愛い家並みが連なるリボーヴィレは、アルザスワイン街道の中心都市

アルザスワイン街道とは、アルザス地方の美しい村々を繋ぐ全長170キロの街道のこと。街道上にはコルマールやリクヴィルなど約100の村々や、約1,000ものワイン生産者が含まれています。詳細はアルザス地方公式観光サイト

葡萄畑と丘陵、中世に建てられた3つのお城に囲まれた風光明媚な村で、世界中の旅人を惹きつけています。

ストラスブールやコルマールに比べてあまり観光地化されておらず、かといってカイザースベルク(フランス語読み:ケゼルスベール)やエギスハイムのようにレストランやお土産屋さんが少なすぎるということもなく、ちょうどいいバランスの村。

個人的にアルザス地方で、特にイチオシの村なのです。(どの街・村も本当に素敵なのですが…!)

そしてリボーヴィレの真髄は街並みの“可愛さ”にあり

メルヘンチックな街並み揃いのアルザス地方の中でも、リボーヴィレの可愛さは群を抜いています。

まず15~18世紀に建てられた木組みの家並み。これだけでも可愛いのに、なんと壁はパステルカラー…!

まるで絵本の世界に飛び込んだかのような風景の連続に、テンションが上がること間違いなしですよ。

見どころが集まる、メイン通り「Grand Rue」

リボヴィレは小さな村で、メイン通りはGrand Rue(グラン リュ )一本のみ。

このメイン通り沿いには、中世に建てられたアルザスの伝統的な建物が立ち並びます。

多くの建物はレストランや土産物店、ワインショップなどの店舗として利用されており、各店趣向を凝らしたデコレーションで街並みに彩りを添えています。

お土産探しにおすすめの2店

こちらは「Ô régale des templiers」という、アルザス産チーズやソーセージ、食料品を取り扱うお店。店頭に飾られた大きなチーズが目印です。

店頭で何種類ものチーズの試食を試せるので、お気に入りの味を見つけてみましょう。

パスタソースや、缶詰などの品揃えも豊富なのでお土産探しにもピッタリのお店ですよ♪

店舗情報はこちら
・住所:22 Grand’Rue, 68150 Ribeauvillé, France
・営業時間:10:00~18:00

こちらは「Elsass saveurs」というローカルフードやアルザス地方産のビールを取り扱うお店。ソーセージが1番人気の商品だそう。店頭のデコレーションにも、洞窟風の店内も可愛すぎてテンションが上がります。

夏場は店頭でアイスクリームの販売もしているので、近くの広場でアイス休憩をするのもいいですね♪1スクープ2ユーロとお手頃価格なのも嬉しいポイントです。

店舗情報はこちら

・住所:99 Grand’Rue, 68150 Ribeauvillé, France

・営業時間:13:00~18:00(土・日は11:00~)

・定休日:月曜

アルザス菓子が絶品のケーキ屋さん

「Grand Rueで、可愛い街並みを眺めながらカフェ休憩がしたい!」そんな方におすすめなのが、Pâtisserie Vilmain

定番のフランス菓子に加え、アルザス地方の伝統菓子が並ぶショーケースはまるで宝石箱のような美しさです。

Grand Rue沿いにテラス席に座って、至福の時間を味わいましょう♪

店舗情報はこちら

・住所:58 Grand’Rue, 68150 Ribeauvillé, France

・営業時間:7:30~18:00

・定休日:月・火曜日

・公式サイト:https://www.facebook.com/people/P%C3%A2tisserie-Vilmain/100054416982300/

路地裏や、看板の可愛さも見逃せない

リボーヴィレの可愛い風景は、Grand Rueだけにとどまりません。

ちょっとした小道や路地裏にふらりと入ると、そこにもまた可愛らしい風景のオンパレード。

行き先を決めずに、あてもなく散策して自分だけのとっておきの景色を見つけてみてはいかがでしょうか♪

お店の看板や、内装の美しさも見逃せません。

歩いているだけでハッピーになれる可愛さが溢れる村、それがリボーヴィレなのです。

リボーヴィレのクリスマスマーケット

アルザス公式サイトより
アルザス公式サイトより

冬にアルザス旅行をお考えの方には、リボーヴィレの中世をテーマにしたクリスマスマーケットも必見です。

本物のおとぎ話の世界感に溢れ、小さな街ながら世界中からの観光客で賑わいます。

メルヘンチックな屋台に立つのは、中世の衣装に身を包んだ売り子さんたち。屋台フードもきちんと中世がテーマになっており、串に刺したイノシシ肉や、煮込み料理など、他では味わえないグルメが楽しめます。

そして伝統舞踊やショー、大道芸人のパフォーマンスなど、たくさんのイベントも開催され、本当にマジカルな雰囲気に包まれているイチオシのクリスマスマーケットなのです。

2024年の開催日は、12月7日(土)・8日(日)、14日(土)・15日(日)。4日間のみの開催のため、夜はかなり込み合います。出来れば、日中の早めの時間から行くことをおすすめします。

▼雰囲気がよくわかるYoutube動画です。ご参照ください♪

リボーヴィレが誇る、600年続く伝統祭

アルザス公式サイトより

有名なイベントは、クリスマスマーケットだけではありません。

毎年9月の第一日曜日に開催される「笛吹きの祭り」として親しまれる、「フェット・デ・メネトリエ」というお祭りも、必見中の必見です。

こちらは約600年前から続くアルザス地方最古の祭典としても知られ、当時の領主の保護下にあった吟遊詩人ギルド (吟遊詩人、音楽家、曲芸師など) に敬意を表したのがはじまりと言われています。

アルザス公式サイトより

ハイライトは日曜日に開催される盛大なパレード。伝統音楽に合わせて数多くの山車が繰り出され、1500人以上ものブラスバンドや曲芸師、音楽家たちがさらに彩りを添えます。

中世の市場を模した屋台も多く出店され、1日中楽しめるお祭りと評判です。

私が行ったことがないのですが、友人知人が口を揃えて「良かったよ!」と言っていたのでいつか行ってみたいと思いっています♪

リボーヴィレへのアクセス方法

公共交通機関の場合

  • ストラスブールより:まずは電車で「セレスタSélestat)駅」へ。そこからTER Fluoバス40043番または40039番に乗車、「Ribeauville Gare Routière停留所」で下車(乗車時間約20分)
  • コルマールより:コルマール駅前より、68R016番または106番のバス乗車。「Ribeauville停留所」で下車(乗車時間約30分) ※このバスは途中リクヴィルにも停車するので、セットで観光できておすすめ◎

車の場合:ストラスブールから約50分、コルマールから約30分。街の入り口には、大きめの駐車場がいくつもありました◎

リボーヴィレ観光の所要時間は?

リボーヴィレはとてもコンパクトな街で、見どころは中心地に集まっているので、2時間~半日もあれば十分に満喫できます。

人気観光地ストラスブールとコルマールからのアクセスも抜群なので、どちらかの街を拠点に日帰り観光するのにもピッタリですよ。

アルザス地方へ格安に移動する1番の方法

ヨーロッパ他都市からアルザス旅行を検討している方で、電車の乗り換えが面倒!できるだけ楽に安く移動したい!という方におすすめなのが、Flixbusの利用。

ヨーロッパ各都市を運行する格安バス会社で、電車や飛行機よりも格安の場合が多いです。

ヨーロッパの路線図です。(写真をクリックすると公式サイトの路線図ページにとぶので、旅行計画の参考にしてみてくさい♪)

主要都市からマイナー都市まで網羅していて、欧州周遊を格安でしたい方にピッタリ。(直通バスが多いのも嬉しい)

アルザス地方では、ストラスブールとコルマールに就航しています。

例えばフランクフルトからストラスブールまで、私が見る限り1番安かったのが直通・片道11ユーロ!(時期・時間帯によって異なります)

また、パリからも直通・片道19ユーロ~とかなりお得。

個人的にとってもおすすめの移動方法です♪

\ 早期申込がお得 /

リボーヴィレで自分だけの“可愛い”を見つけよう

定番観光スポット巡りよりかは街歩き自体を楽しみたい方や、ヨーロッパの可愛い街並みが好きな方におすすめのリボーヴィレ。

あまり知名度は高くありませんが、 “知る人ぞ知る”隠れたアルザスの人気都市という一面があるんですよ。

ぜひとも足を運んでみて、自分だけのとっておきの可愛い風景を見つけてくださいね♪

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